「うちのモルモット、今どんな気持ちなんだろう?」と思ったことはありませんか?モルモットは犬や猫と違い、鳴き声が小さめですが、実は10種類以上の鳴き声(や音)を使い分けて感情や状態を伝えています。嬉しい時・怒っている時・体調が悪い時など、それぞれのサインを理解することで、愛モルとのコミュニケーションが劇的に深まります。この記事では、鳴き声の種類と意味、緊急度、そして適切な対処法をわかりやすく解説します。
【早見表】モルモットの鳴き声の種類と意味がひと目でわかる一覧

モルモットの鳴き声は大きく分けると「喜び・甘え」「怒り・警戒」「不安・寂しさ」「要求・おねだり」「体調不良」の5カテゴリに分類できます。
初めてモルモットを飼い始めた方でも、まずはこの早見表を参考にすれば、愛モルの気持ちをすぐに把握できます。
鳴き声の音・感情・緊急度を一覧にまとめましたので、ぜひお気に入り登録しておいてください。参考:モルモットは鳴き声で感情が分かる?
鳴き声×感情×緊急度の早見表
| 鳴き声の音 | 感情・状態 | 緊急度 |
|---|---|---|
| プイプイ / キューキュー | 嬉しい・興奮・歓迎 | ★☆☆(低) |
| クックック / コポコポ | 満足・リラックス(※状況により不満のことも) | ★☆☆(低) |
| グルルル / ドゥルル | 威嚇・縄張り主張 | ★★☆(中) |
| キーッ / ギャッ | 強い拒否・恐怖(痛みの可能性も) | ★★★(高) |
| ピーピー | 不安・呼びかけ(状況依存) | ★★☆(中) |
| プルプル / ブルブル | 緊張・警戒・恐怖 | ★★☆(中) |
| ホイッスル音(キュイーキュイー) | ご飯・注目を強く要求 | ★☆☆(低) |
| チュッチュッ | 軽い呼びかけ・甘え | ★☆☆(低) |
| ゼーゼー / ヒューヒュー(呼吸音) | 呼吸器トラブルの疑い(鳴き声ではなく症状の可能性) | ★★★(最高) |
| ルルルル / キュイキュイ | 甘え・軽いおねだり | ★☆☆(低) |
緊急度★★★のサインは即座に対応が必要です。特に「キーッ/ギャッ」が続く場合や、「ゼーゼー/ヒューヒュー」など呼吸と連動する異音がある場合は、まず安全を確保し、必要に応じて早めに獣医へ相談してください。

【嬉しい・甘え】モルモットが喜んでいる時の鳴き声の種類

モルモットが喜んでいる時の鳴き声は、飼い主にとって最も嬉しい瞬間のひとつです。
ポジティブな鳴き声をしっかり理解することで、愛モルが「今幸せだ」と感じている瞬間を見逃さずに済みます。
喜びを表す鳴き声は主に「プイプイ」「キューキュー」「クックック」「コポコポ」の4種類が代表的です。参考:minima.pet – モルモットの鳴き声一覧
「プイプイ」「キューキュー」─ご飯や飼い主を歓迎する興奮の声
「プイプイ」は、モルモットの鳴き声の中で最もよく知られた代表的な鳴き声です。
この鳴き声は英語圏ではWheeking(ウィーキング)とも呼ばれ、「キュイーキュイー」「プーイプーイ」という甲高いトーンが特徴的です。
主に以下の場面で発せられます。
- 飼い主が冷蔵庫を開ける音を聞いた時(ご飯の期待)
- 大好きな飼い主がケージに近づいた時
- お気に入りのおやつを見た時
- 運動不足でテンションが上がっている時
「キューキュー」はプイプイよりやや高めのトーンで、興奮度が高い状態を示します。
ご飯をもらえる直前や、久しぶりに飼い主と対面した時に特によく聞かれる声です。
音量が大きく、同じ部屋にいれば確実に聞こえるほどの声量です。多頭飼いの場合、1匹が鳴き始めると他のモルモットも連鎖して鳴き始めることもあります。参考:人気沸騰中のモルモットってどんな特徴?

「クックック」「コポコポ」─撫でられて満足している時の声
「クックック」は、撫でられている時や抱っこされてリラックスしている時に聞かれることがある穏やかな鳴き声です。
猫のゴロゴロ音に似たイメージで、低くて小さいトーンが特徴です(※個体や状況により、不満・警戒のサインになることもあります)。
「コポコポ」も同様に満足・リラックス状態を示すことがある声で、喉の奥から絞り出すような柔らかい音に聞こえる場合があります。
これらの鳴き声が聞こえた時は、モルモットが今この瞬間を心地よく感じているサインの可能性があります。
無理に動かしたり、急に抱き上げたりせず、そのまま穏やかに接してあげることが大切です。
また、「ルルルル」という小刻みな鳴き声も甘えている状態を表すことがあります。参考:moffme – モルモットの鳴き声の意味
嬉しい鳴き声が聞こえた時の対処法
嬉しい・甘えの鳴き声が聞こえたら、その気持ちに積極的に応えてあげることが信頼関係の構築につながります。
具体的な対処法は以下の通りです。
- ご飯・おやつを求めている時:与えすぎは肥満につながるため注意。牧草(チモシーなどのイネ科)は基本的にいつでも食べられるよう常備し、ペレット・野菜・おやつは適量に調整する。
- 飼い主を歓迎している時:ゆっくりと手を差し伸べ、モルモットが自分から近寄るのを待つ。
- 撫でられて満足している時:そのまま穏やかに撫で続けるか、静かに見守る。急な動作は避ける。
- 遊びたがっている時:安全なプレイスペースで自由に走り回らせる。1日30分程度の運動時間が理想的。
嬉しい鳴き声への適切なレスポンスを繰り返すことで、モルモットは「この飼い主は自分の気持ちをわかってくれる」と学習し、より懐いてくれるようになります。
【怒り・警戒】モルモットが不機嫌な時の鳴き声の種類

モルモットは温和な動物ですが、不快・恐怖・縄張り侵害に対しては明確な怒りや警戒のサインを発します。
これらのサインを見落とすと、噛みつかれたり、モルモット自身がストレスで体調を崩したりするリスクがあります。
怒り・警戒を示す主な鳴き声は「グルルル」「ドゥルル」「キーッ」「ギャッ」です。参考:psnews – モルモットの鳴き声の種類と意味一覧
「グルルル」「ドゥルル」─威嚇・縄張り主張のサイン
「グルルル」は、モルモットが威嚇・縄張り主張をしている時に発する低く連続した唸り声です。
「ドゥルル」も同様の意味を持ち、やや濁った音色が特徴です。
この鳴き声が聞こえる典型的なシチュエーションは以下の通りです。
- 多頭飼いで他のモルモットが近づいてきた時
- 知らない人間や動物がケージに近づいた時
- 自分のご飯やおもちゃを取られそうになった時
- 掃除などでケージ内を触られて縄張りが荒らされた時
「グルルル」と鳴いている時は、体を膨らませて低くし、耳を寝かせるボディランゲージを同時に示すことが多いです。
この状態で無理に触ろうとすると噛みつく可能性があるため、一時的に距離を置くことが重要です。
「キーッ」「ギャッ」─強い拒否や恐怖を示す悲鳴(痛みの可能性も)
「キーッ」「ギャッ」は、モルモットが強い恐怖・拒否を感じている時に発する鋭い悲鳴で、状況によっては痛みが関係している可能性もあります。
この鳴き声は緊急度が高く、即座に原因を確認する必要があります。
主な原因として考えられるのは以下の通りです。
- 身体的なトラブルの可能性:足や体のどこかが挟まっている、ケガをしている など
- 過度な拘束:抱っこや保定が強すぎて苦しい
- 他のモルモットからの攻撃:ケンカや追いかけ回し
- 突然の大きな音や振動:極度の驚き・恐怖
「キーッ」という鳴き声が聞こえたら、まずモルモットの体に異常がないかを目視で確認してください。
体を触られることを嫌がる場合でも、出血・腫れ・変形がないかを慎重にチェックすることが重要です。

怒り・警戒の鳴き声への正しい対処法
怒りや警戒の鳴き声に対しては、「無理に関わらない・原因を取り除く・安心できる環境を作る」の3ステップが基本です。
- その場を離れる:グルルルが聞こえたら、まず手や顔を遠ざけ、モルモットが落ち着くまで待つ(目安5〜10分)。
- 原因の確認と除去:何がストレスになっているかを特定し、取り除く(他のペットを遠ざける、ケージ環境を整えるなど)。
- 強制的なスキンシップは禁止:「慣れさせるため」と思って無理に触るのは逆効果。信頼関係が崩れる。
- 痛みやケガが疑われる場合は獣医へ:「キーッ/ギャッ」が続く、歩き方がおかしい、触ると嫌がる等があれば早期受診を検討する。
多頭飼いでの縄張り争いが原因の場合は、ケージを分けるか、スペースを広げることで解決できるケースが多いです。
【不安・寂しさ】モルモットが心細い時の鳴き声の種類

モルモットは非常に社会性の高い動物で、群れで生活することを本能的に好みます。
孤独や環境の変化に対して強いストレスを感じやすく、それが鳴き声に現れることがあります。
不安・寂しさを示すサインを早期に察知し、適切なケアをすることがモルモットの健康維持に直結します。参考:peco-japan – モルモットの鳴き声について
「ピーピー」─呼びかけ・不安のサイン(状況とセットで判断)
「ピーピー」は、やや細く高めのトーンで繰り返し鳴く声です。
この鳴き声は特に以下の状況で見られることがあります。
- 飼い主が長時間不在にした後
- 引っ越しや模様替えなどの環境変化直後
- 一緒に飼っていた仲間のモルモットが亡くなった後
- 新しいケージに移動した直後
※なお、「ヒューヒュー」「ゼーゼー」など呼吸と連動して鼻・喉から聞こえる音は、感情表現ではなく呼吸器トラブルの可能性があります(後述の「病気・体調不良」セクションを参照)。
「プルプル」「ブルブル」─緊張・警戒で体が震える時の声
「プルプル」「ブルブル」は、体の震えと同時に発せられる細かい振動音です。
体の震えを伴うことが多く、以下の原因が考えられます。
- 恐怖・極度の緊張:突然の音、見知らぬ人への接触
- 寒さ:室温が適温(18〜24℃)を下回っている
- 体調不良:震えが止まらない場合は疾患の可能性
震えと同時に「プルプル」という声が出ている場合、モルモットは今とても怖い思いをしている可能性があります。
無理に触らず、静かな環境でそっと見守ることが最優先です。
室温が低い場合は暖房や防寒グッズで速やかに環境を整えてください。
不安な鳴き声を減らすための環境づくり
モルモットの不安・寂しさを根本から軽減するためには、日常的な環境整備が最も重要です。
以下の5つのポイントを意識してください。
- できれば2頭以上で飼育する:モルモットは群れで生きる動物のため、仲間がいることで孤独感が大幅に軽減される。同性ペアが比較的トラブルが少ない。
- ケージの設置場所を安定させる:人の出入りが少なく、直射日光・冷暖房の風が当たらない場所に設置する。
- 隠れ家(ハイドアウト)を必ず用意する:安心できる巣箱があることで、モルモットのストレスが大幅に低下する。
- 毎日同じルーティンで世話をする:食事・掃除の時間を一定にすることで、モルモットが生活リズムを覚えて安心感を得られる。
- テレビやラジオの小音量放送:完全な静寂より、穏やかな環境音があった方が孤独感を感じにくい個体が多い。
環境改善後も不安のサインが長く続く場合は、ストレス以外の健康上の問題も考え、獣医に相談することをおすすめします。
【要求・おねだり】モルモットが何かを求めている時の鳴き声の種類

モルモットはとてもコミュニケーション上手な動物で、「お腹が空いた」「遊んで」「構って」という要求を鳴き声でしっかり伝えてきます。
要求の鳴き声を正しく理解して応えることで、モルモットとの絆が深まります。
ただし、要求に応えすぎると過度なおねだり鳴きの習慣化につながるため、バランスが重要です。参考:子供の科学 – モルモットの声を聞いてみよう
「ホイッスル音」─ご飯や注目を求める大きな呼び声
「ホイッスル音(キュイーキュイー・ウィーウィー)」は、モルモットの鳴き声の中で最も音量が大きく、室内全体に響くほどの迫力があります。
この鳴き声は主に以下の状況で発せられます。
- ご飯の時間になった時:冷蔵庫の開閉音や袋の音に反応して鳴き始める
- 飼い主に気づいてほしい時:部屋に入ってきた飼い主を呼ぶ
- 長時間無視された時:「ちょっと!こっちを見て!」という強いアピール
ホイッスル音は感情の中でも特に「強い欲求・期待」を表しており、興奮と要求が組み合わさった状態です。
適時に応答することが大切ですが、鳴くたびにすぐ与えることを繰り返すと、「鳴けば必ずもらえる」という学習が起き、過剰な要求鳴きが固定化します。
「チュッチュッ」─軽い呼びかけ・構ってほしいサイン
「チュッチュッ」は、ホイッスル音よりもずっと小さく柔らかい声で、「ねえ、ちょっと来てよ」という軽い呼びかけ・甘えを示します。
この鳴き声の特徴は以下の通りです。
- 短く断続的に「チュッチュッ」と繰り返す
- 音量が小さく、近くにいないと聞こえないことも多い
- ケージの端に来て、飼い主の方を見ながら鳴くことが多い
「チュッチュッ」は穏やかな感情表現であり、モルモットがリラックスして飼い主を信頼している証拠でもあります。
この時に声をかけたり、そっと手を差し伸べたりすると、スムーズに触れ合いができます。

おねだり鳴きが過剰にならないための対処法
要求鳴きへの対応で最も重要なのは、「応える時と応えない時のルールを明確にする」ことです。
- ご飯は決まった時間に与える:食事時間を固定することで、ホイッスル音が鳴り止まなくなる「催促ループ」を防げる。
- 鳴いている最中には与えない:鳴き止んでから少し経った後に与えることで、「鳴けばもらえる」という誤学習を防止する。
- コミュニケーション時間を意図的に設ける:毎日15〜30分の触れ合いタイムを設定し、それ以外の要求鳴きには静かに無視する時間を作る。
- おやつは与えすぎない:要求に応えすぎないよう注意し、体重推移もあわせて管理する。
おねだりへの対応を一定にすることで、モルモット自身も「今は時間じゃないんだな」と学習し、過剰な要求鳴きが減っていきます。
【要注意】病気・体調不良を疑うべきモルモットの鳴き声と見分け方

モルモットは体調不良を隠す本能を持つ動物です。
「野生では弱みを見せると捕食されてしまう」という本能が残っているため、症状が進行するまで目立った異変を示さないことがあります。
だからこそ、鳴き声(や音)の変化が体調不良の初期サインになることがあるのです。日頃から様子をよく観察することが早期発見につながります。参考:moffme – モルモットの鳴き声の意味・注意点
「ゼーゼー」「ヒューヒュー」─呼吸器トラブルの危険サイン
「ゼーゼー」「ヒューヒュー」など、呼吸と連動する異音は緊急度が高いサインです。
「感情の鳴き声」と決めつけず、以下のように呼吸器トラブルの可能性を優先して確認してください。
| 判断ポイント | 様子見になりやすいケース | 呼吸器トラブルの疑い |
|---|---|---|
| 音の出るタイミング | 特定の場面のみ | 安静時でも続く |
| 音の出所 | 口から出る声に近い | 鼻・喉から出る呼吸音に近い |
| 体の動き | 通常通り動ける | 肩で呼吸・腹部が大きく動く |
| 食欲・活動量 | 大きくは変わらない | 著しく低下している |
| 鼻水・目やに | なし | 鼻水・目やにが出ている場合あり |
呼吸器トラブルが疑われる場合、主な原因として肺炎・気管支炎・アレルギー(床材や牧草のほこり)などが考えられます。
悪化スピードが速いこともあるため、疑いがあれば当日中に動物病院を受診することを強く推奨します。

普段と違う鳴き方が続く時のセルフチェックリスト
以下のチェックリストに1つでも該当する場合は、体調不良を疑ってください。
- □ 普段ほとんど鳴かないのに、急に頻繁に鳴くようになった
- □ 鳴き声のトーンや質が変わった(かすれている・苦しそう)
- □ 鳴き声(や音)と同時に鼻水・目やにが出ている
- □ 食欲が明らかに低下している
- □ ケージの隅でじっとしていることが増えた
- □ 体重が短期間で減ってきた/減少が続く(週1回の計測を推奨)
- □ 毛並みがボサボサになり、毛づくろいをしなくなった
- □ 便の形・色・量が明らかに変化した
- □ 異音が安静時にも止まらない
モルモットの平均体重はオス900〜1,200g、メス700〜900g程度です。
週に1回、同じ時間帯に体重を計測する習慣をつけると、体調変化の早期発見に非常に役立ちます。
獣医に相談すべきタイミングの目安
以下の基準を参考に、獣医への相談タイミングを判断してください。
| 状況 | 対応の目安 |
|---|---|
| 「ゼーゼー」「ヒューヒュー」の呼吸音がある | 当日中に受診(緊急) |
| 「キーッ/ギャッ」が続き、ケガや痛みが疑われる | 当日〜翌日に受診 |
| 食欲低下+いつもと違う様子(鳴き方含む)がある | できれば当日〜翌日に相談 |
| セルフチェックリストに3項目以上該当 | 早めに受診・相談 |
| 普段と違う鳴き声(や様子)が1週間以上続く | 定期健診のタイミングで相談 |
エキゾチックアニマル(小動物)専門の動物病院、またはモルモットの診療経験が豊富な獣医を事前にリサーチしておくと、緊急時に迷わず対応できます。
モルモットの鳴き声を聞き分ける判断フローチャート

「今の鳴き声は何を意味するの?」と迷った時は、以下のフローチャートに沿って順番に確認してください。
【STEP 1】呼吸と連動した音か?
- YES → 呼吸器トラブルの可能性。当日中に獣医へ。
- NO → STEP 2へ
【STEP 2】音量・トーンはどうか?
- 大きく高い(ホイッスル・プイプイ)→ STEP 3へ
- 低く唸っている(グルルル)→ 威嚇・縄張り主張。距離を置く。
- 鋭い悲鳴(キーッ・ギャッ)→ 強い恐怖や拒否(痛みの可能性も)。安全確認。
- 小さく穏やか(クックック・チュッチュッ)→ 満足・甘えの可能性。状況を見て優しく応える。
【STEP 3】今の状況を確認する
- ご飯の時間・飼い主が近くにいる → 喜び・要求。適切に応える。
- 飼い主が長時間不在だった → 不安の可能性。声をかけて安心させる。
- 環境が変わった・知らない人がいる → 不安。隠れ場所を確保して待つ。
【STEP 4】食欲・活動量・体重の変化はあるか?
- 変化あり → 体調不良の可能性。できれば当日〜翌日に獣医へ相談。
- 変化なし → 感情的な鳴き声の可能性。引き続き観察を続ける。
このフローチャートを活用することで、緊急性の高いサインを素早く判断できるようになります。
モルモットの鳴き声に関するよくある質問

モルモットの鳴き声について、飼い主からよく寄せられる疑問をQ&A形式でお答えします。
Q. 夜中や早朝に鳴くのをやめさせるには?
A: モルモットは夜行性ではなく、薄明薄暮性(夜明けや夕暮れ時に活動的)の動物です。早朝に鳴くのは生物学的に自然な行動です。
対策としては、①ご飯の時間を一定にする、②ケージに布を被せて光を遮る(換気・温度に注意)、③就寝前に牧草・水を補充しておく、の3点が効果的です。
完全にやめさせることは難しいですが、ルーティン化によって鳴き声の頻度を減らせることがあります。
Q. 全然鳴かないモルモットは問題がある?
A: 個体差があるため、もともと鳴き声が少ない個体は存在します。性格的に静かなモルモットも多く、鳴かないこと自体が直ちに問題というわけではありません。
ただし、以前よく鳴いていたのに急に鳴かなくなった場合は注意が必要です。食欲・活動量・体重などを総合的に確認し、異変があれば獣医に相談してください。
Q. 多頭飼いだと鳴き声は変わる?
A: 多頭飼いでは鳴き声の種類と頻度が変化します。仲間がいることで孤独感が減り、不安系のサインが減少する傾向があります。
一方で、1匹がホイッスル音を出すと他の個体も連鎖して鳴くことが増えます。また、相性が悪い組み合わせでは「グルルル」などの威嚇音が頻繁に出ることもあります。
多頭飼い導入時は必ずケージ越しに数日かけて慣れさせてから同居させるようにしましょう。
Q. 鳴き声にオス・メスの違いはある?
A: 基本的な鳴き声の種類・意味はオス・メスで大きく変わりません。ただし、オスは縄張り意識が強い時期に「グルルル」などの威嚇音が増えることがあります。
メスは妊娠・授乳中に不安系のサインが増えることがあります。
個体の性格差の方が鳴き声の傾向に大きく影響するため、オス・メスの違いよりも個体ごとの特性を把握することが大切です。

まとめ|鳴き声の種類を理解してモルモットともっと仲良くなろう

この記事では、モルモットの鳴き声10種類以上について、感情・意味・緊急度・対処法を詳しく解説しました。
最後に重要なポイントをまとめます。
- 「プイプイ」「クックック」は喜び・満足の可能性:状況に合わせて優しく応える
- 「グルルル」は怒り・警戒のサイン:無理に触らず、原因を取り除くことが最優先
- 「ピーピー」「プルプル」は不安のサインのことがある:環境改善で軽減できるケースが多い
- 「ホイッスル音」「チュッチュッ」は要求のサイン:ルーティン化で過剰なおねだりを予防する
- 「ゼーゼー」「ヒューヒュー(呼吸音)」は最優先の緊急サイン:当日中に動物病院へ
モルモットは言葉を話せませんが、鳴き声というコミュニケーションツールを駆使して気持ちを伝えてくれています。
今日から愛モルの鳴き声に耳を傾け、「これはどんな気持ちかな?」と考えてみてください。
鳴き声を理解することが、モルモットとの最高の関係づくりへの第一歩です。
参考:モルモットの鳴き声ってどんな感じ?(moffme) / モルモットの鳴き声の種類と意味一覧(psnews) / モルモットは鳴き声で感情が分かる?(minima.pet)


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