「モルモットがいつもと違う鳴き声を出している…これって病気のサイン?」そんな不安を感じたことはありませんか?モルモットは鳴き声で感情や体調を表現する動物ですが、正常な鳴き声と病気のサインを区別するのは難しいものです。この記事では、今すぐ病院へ行くべき危険な鳴き声から、日常的な鳴き声の意味、病気との関連性まで、モルモットの鳴き声に関するすべての疑問にお答えします。早期発見・早期治療のために、ぜひ最後までお読みください。
【結論】病気が疑われるモルモットの鳴き声一覧

モルモットの鳴き声は、健康状態を知る重要なバロメーターです。
まず結論から言うと、「ゼーゼー・ヒューヒューなどの呼吸の異音」「キーッ・ギャッ(悲鳴)」「プチプチ・クチュクチュといった呼吸の異音」「食事中のキュッキュッ」「弱々しい声や鳴かなくなる」の5種類は、病気が強く疑われるサインです。
以下の表で、病気が疑われる鳴き声・異音と対応する可能性のある疾患を一覧で確認しましょう。
| 鳴き声の種類 | 疑われる病気・状態 | 緊急度 |
|---|---|---|
| ゼーゼー・ヒューヒュー(呼吸の異音) | 呼吸器疾患(肺炎・気管支炎 など) | ★★★(高) |
| プチプチ・クチュクチュ(呼吸の異音) | 肺炎・胸水・上気道炎 など | ★★★(高) |
| キーッ・ギャッ(悲鳴) | 強い痛み・骨折・内臓疾患 など | ★★★(高) |
| 排尿時の鳴き声 | 膀胱結石・尿路結石・膀胱炎 | ★★★(高) |
| 食事中のキュッキュッ | 不正咬合・歯科疾患 | ★★(中) |
| 弱々しい声・鳴かなくなる | 消化器トラブル・食滞・全身衰弱 など | ★★(中) |
| 長時間鳴き続ける | 環境要因(要求)・強いストレス・疼痛・体調不良 など | ★(要観察) |

今すぐ病院へ行くべき危険な鳴き声5つ
以下の5種類の鳴き声が聞こえたときは、当日中または翌日までに必ず動物病院を受診してください。
- ゼーゼー・ヒューヒューという呼吸の異音:肺炎や気管支炎など呼吸器疾患のサインです。呼吸のたびに異音がする場合は、肺や気道に問題が起きている可能性があります。口を開けて呼吸している(開口呼吸)場合は特に緊急です。
- プチプチ・クチュクチュという異常な呼吸の異音:肺に液体が溜まっている(胸水)場合や、上気道炎が進行しているときに聞かれることがあります。鼻や口から水っぽい音が出る、呼吸が苦しそうな場合は特に注意してください。
- キーッ・ギャッという突然の悲鳴:強い痛みを訴えているサインです。骨折、脱臼、内臓疾患(消化器・泌尿器)などが疑われます。一度でもこのような声を発した場合は見逃せません。
- 排尿・排便時の鳴き声:排尿のたびに鳴く場合は膀胱結石や尿路結石、膀胱炎が強く疑われます。モルモットの膀胱結石は炭酸カルシウム結石が多く、放置すると尿路閉塞や腎臓へのダメージなど重篤化する危険があります。
- 苦しそうな高音のピーピー(平常時より明らかに大きく連続的):通常とは異なる大きく連続した悲鳴に近い声は、病気やケガによる強い苦痛を示します。至急受診が必要です。
参考:モルモットは鳴き声で感情が分かる? いつもと違うときは要注意!|Minima
様子見でOKな鳴き声の特徴
すべての鳴き声が緊急を要するわけではありません。以下の特徴が当てはまる場合は、基本的に様子見で問題ありません。
- 短時間で鳴き止む(数分以内)
- 食事・飲水・排泄が普段通りに行われている
- 毛並みにツヤがあり体重が安定している
- 活発に動き回っており、抱っこしても嫌がる程度の反応のみ
- 飼い主を見て鳴く、ご飯の時間に鳴くなど、明確なきっかけがある
鳴き声だけでなく、体重・食欲・排泄・行動を総合的に観察することが、様子見か受診かを判断するうえで最も重要なポイントです。
モルモットの正常な鳴き声と意味を知ろう

病気のサインを正確に見分けるためには、まず正常な鳴き声の種類と意味をしっかり理解しておくことが不可欠です。
モルモットは草食動物の中でも特に豊富な鳴き声のレパートリーを持ち、感情や要求をさまざまな音で表現します。
正常な鳴き声を知ることで、「いつもと違う」という異変に気づく感度が格段に上がります。

嬉しい・甘えの鳴き声(プイプイ・ホイホイ)
「プイプイ」「ホイホイ」「ウィッウィッ」という軽やかな声は、モルモットが嬉しいとき・甘えているときに発する代表的な鳴き声です。
飼い主に近づいてきたとき、なでられているとき、お気に入りの場所でくつろいでいるときに聞こえることが多いです。
この鳴き声は健康で機嫌のよい状態のサインなので、安心してください。
似た音として「ルルル」と小さく鼻を鳴らすような音も、リラックスしている証拠です。
お腹が空いた時の鳴き声(キューキュー・プープー)
「キューキュー」「プープー」「ウィーウィー」という繰り返しの鳴き声は、お腹が空いていたり、何かを要求しているときのサインです。
ご飯の時間になると飼い主を見ながら鳴き続けるのは、モルモットが「ご飯をください」と訴えている行動です。
ただし、同じキューキューという声でも、病院など嫌な場所・恐怖を感じるときにも発することがあります。
違いは状況と声の大きさ・継続時間で判断しましょう。
食事の時間でもないのに長く鳴き続けたり、普段食べていた牧草や野菜を食べない場合は、病気の可能性を疑ってください。
参考:モルモットの鳴き声の意味は?鳴き声の種類、変な鳴き声の対処法
警戒・不満の鳴き声(グルグル・ブルブル)
「グルグル」「ブルブル」「クルクル」という低めの声は、モルモットが警戒・不満・不安を感じているときに発することが多い鳴き声です。
知らない人や動物に近づかれたとき、環境が急に変わったとき、嫌いな匂いがするときなどに発します。
この鳴き声自体は正常な感情表現ですが、グルグルと鳴き続けながら動かない・食欲がないという状況が続く場合は、強いストレスや体調不良のサインである可能性があります。
環境改善(温度・湿度・音・光の管理)を行っても改善しない場合は、獣医師への相談を検討してください。
怒り・威嚇の鳴き声(カチカチ・ギーギー)
「カチカチ(歯ぎしり音)」「ギーギー」「チャッチャッ」という音は、モルモットが強い怒りや威嚇を示しているときに発する鳴き声です。
多頭飼いの場合、縄張り争いや喧嘩の際にこの声が聞かれることがあります。
単頭飼いなのに頻繁にカチカチと歯ぎしりをしている場合は、歯に何らかの問題(不正咬合など)が起きているサインの可能性があるため注意が必要です。
病気のサインかも?注意すべきモルモットの鳴き声と関連疾患

ここでは、病気と直結する可能性がある鳴き声の種類と、それぞれに関連する主な疾患を詳しく解説します。
鳴き声の変化は病気の初期サインとして現れることが多く、早期発見のための重要なヒントになります。
愛するモルモットを守るために、以下の内容をしっかり把握しておきましょう。
呼吸器疾患のサイン(ゼーゼー・ヒューヒュー・プチプチ)
呼吸のたびに「ゼーゼー」「ヒューヒュー」「プチプチ」「クチュクチュ」という異音がする場合、呼吸器疾患が疑われます。
モルモットに多い呼吸器疾患には、肺炎・気管支炎・上気道炎・胸水貯留などがあります。
これらの疾患は進行が早く、気づいたときには重症化していることも少なくありません。
- 鼻水・目やにが増えている
- 呼吸が速い・浅い・努力呼吸(腹部を使って呼吸している)
- 口を開けて呼吸している
- 体をうずくまらせて元気がない
上記の症状が1つでも当てはまる場合は、当日中に動物病院を受診することを強く推奨します。
以下の動画では、呼吸音の異常に飼い主が気づいてすぐに記録・観察した事例が紹介されています。異変を感じたらまず動画撮影することが大切です。
痛みを訴える鳴き声(キーッ・ギャッという悲鳴)
「キーッ」「ギャッ」「ピーッ」という突然の鋭い悲鳴は、モルモットが強い痛みや恐怖を感じているときのサインです。
普段は聞かないような大きな声で突然鳴いた場合、骨折・脱臼・内臓疾患・外傷・尿路結石発作などが起きている可能性があります。
モルモットは後肢の骨折・脱臼が比較的多い動物です。
ケージの隙間や段差に足を引っかけることで受傷するケースが多く、モルモットに多い病気として歯牙疾患・足底皮膚炎・後肢の骨折・脱臼が挙げられています。
悲鳴のような鳴き声を一度でも発した場合は、すぐに体の外傷がないか確認し、抱き上げて痛がる様子があれば即受診してください。

消化器トラブルのサイン(弱々しい声・鳴かなくなる)
今まで活発に鳴いていたモルモットが急に鳴かなくなった、または鳴き声が著しく弱くなった場合は、消化器トラブルや全身的な衰弱が疑われます。
モルモットによく見られる消化器疾患には、食滞(消化管うっ滞)・鼓腸(ガス貯留)・下痢・腸炎などがあります。
食滞は牧草不足・ストレス・不適切な食事が原因で発生し、最悪の場合命に関わる緊急疾患です。
チェックポイントとして、6〜12時間以上ほぼ食べていない(牧草も含む)・糞の量が減った・お腹が張っている場合は食滞の可能性があり、すぐに受診が必要です。特に12時間以上ほぼ食べない状態は緊急性が高いと考えてください。
参考:【モルモットの病気ガイド】よくある症状と健康管理のポイント
歯の問題を示す鳴き声(食事中のキュッキュッ)
食事中に「キュッキュッ」「ギシギシ」という音が聞こえたり、食べるのを途中でやめてしまう場合は、不正咬合(歯の噛み合わせ異常)や歯科疾患が強く疑われます。
モルモットの歯は一生伸び続けるため、牧草不足や遺伝的要因によって歯が正常に摩耗せず、口の中を傷つけることがあります。
Bird Clinic 金坂動物病院によると、モルモットの不正咬合は診断が遅れやすい疾患のひとつとされています。
早期発見のサインとして以下に注意してください。
- 牧草(チモシー)を以前より食べなくなった
- やわらかいものは食べるが硬いものを嫌がる
- 口の周りが濡れている(よだれが増えた)
- 体重が徐々に減っている
- 食事中に首を傾けたり、顔をこすったりする
不正咬合は自然には治らないため、歯科処置が必要です。早めに受診しましょう。
ストレスによる異常な鳴き声(長時間鳴き続ける)
数十分〜数時間にわたって鳴き続ける場合は、強いストレスのほか、要求(環境への不満)や身体的な痛み、体調不良など幅広い原因が考えられます。
精神的なストレスが原因の場合、環境の変化(引っ越し・同居動物の追加・飼い主の変化など)や、同居のモルモットを失った孤独感が引き金になることがあります。
以下の動画では、相方を亡くしたモルモットが仲間を呼び続ける様子が記録されています。ストレスによる鳴き声の参考になります。
ストレスと身体疾患を区別するには、環境に心当たりがあるか・他の病気サインが伴っているかを確認します。
環境改善を行っても24〜48時間以上鳴き続ける場合は、痛みや内臓疾患の可能性もあるため受診を検討してください。
鳴き声と一緒にチェックすべき病気の症状

鳴き声の変化だけでなく、外見や行動の変化を組み合わせて観察することで、病気の早期発見精度が大きく上がります。
モルモットは体が小さく、症状が進行してから気づくことも多い動物です。
鳴き声に異変を感じたら、同時に以下の点も必ずチェックしてください。
外見でわかる5つの異常サイン
- 毛並みの悪化:毛がパサついている・逆立っている・ハゲが増えている場合は、皮膚疾患・栄養不足・内分泌疾患などが疑われます。
- 目やに・鼻水の増加:鼻水が透明でも量が増える、くしゃみや呼吸の異音、食欲低下を伴う場合は体調変化のサインになり得ます。黄色や緑色の膿状の分泌物は感染症の疑いが強いため注意してください。
- 体重の急激な減少:週1回の体重測定を習慣にしてください。1週間で50g以上の減少、または体重の約10%減、もしくは減少が続く場合は要注意です。
- 腹部の膨満・硬さ:お腹が異常に張っている・触るとゴリゴリしている場合は、ガス貯留・腫瘍・結石などの可能性があります。
- 皮膚・粘膜の変色:歯茎や唇が白っぽい(貧血)、黄色い(黄疸)、出血がある場合は内臓疾患の重篤なサインです。

行動でわかる5つの異常サイン
- 食欲の低下・廃絶:いつもの牧草や野菜を6〜12時間以上ほぼ食べない(牧草も含む)場合は要注意です。特に12時間以上ほぼ食べない状態は緊急性が高いサインです。
- 動かない・うずくまっている:ケージの隅でうずくまったまま動かない状態は、全身の衰弱・痛み・体温低下のサインである可能性があります。
- 排泄の変化:便の量が減少・下痢・血便・血尿・排尿姿勢の変化などは、消化器または泌尿器疾患のサインです。膀胱炎や尿路結石などは比較的多い疾患です。
- グルーミングの停止:毛づくろいをしなくなった場合、元気消失や痛み・関節問題などが考えられます。
- 異常な姿勢・歩行の変化:足を引きずる・傾いて歩く・頭が傾いている(斜頸)場合は、骨折・脱臐・内耳炎・神経疾患が疑われます。
モルモットの鳴き声が気になったときの対処法

「いつもと違う鳴き声がした」「鳴き方が変わった」と感じたとき、慌てずに正しい手順で状況を把握することが大切です。
以下の手順と判断基準を参考に、冷静に対応しましょう。
自宅でできる3ステップ健康チェック
【STEP 1】動画・音声を記録する
異常な鳴き声に気づいたら、まずスマートフォンで動画や音声を撮影しましょう。
獣医師への説明に非常に役立ちます。動画撮影後、モルモットが落ち着いたら状況をメモに書き出してください。
【STEP 2】全身を視診・触診する
毛並み・目やに・鼻水・お腹の張り・体重・皮膚の状態を確認します。
触って強く嫌がる部位がある場合は、痛みがある箇所の可能性があります。
【STEP 3】食事・排泄・行動を確認する
直近12〜24時間の食欲・水分摂取量・糞の量・排尿の状態を確認します。
これらを記録しておくことで、病院での診察がスムーズになります。
病院に行くべきか判断するフローチャート
以下のフローチャートで受診の緊急度を判断してください。
| チェック項目 | YES → 対応 |
|---|---|
| 呼吸に異音がある(ゼーゼー・プチプチ) | → 今すぐ受診 |
| 突然の悲鳴(キーッ・ギャッ)があった | → 今すぐ受診 |
| 排尿時に毎回鳴いている | → 今すぐ受診 |
| 6〜12時間以上ほぼ食べていない(牧草含む) | → 今すぐ受診 |
| 血尿・血便がある | → 今すぐ受診 |
| 体重が1週間で50g以上減っている/減少が続いている | → 翌日受診 |
| 食事量が減っている(完全廃絶ではない) | → 翌日受診 |
| 鳴き声が弱くなったが食欲はある | → 2〜3日経過観察後受診 |
| 明らかなきっかけがある短時間の鳴き声 | → 様子見でOK |
判断に迷った場合は「受診する」側を選ぶことをお勧めします。
モルモットは症状が重篤化するまで外見上元気に見えることがあるため、早めの受診が命を救います。
獣医師に伝えるべき情報リスト
初めて受診するとき、あるいは急いでいるときほど伝え忘れが起きやすいです。
以下の情報を事前にメモして持参しましょう。
- 年齢・性別・体重(直近の体重測定値があれば複数記録)
- 異変に気づいた日時と最初の症状
- 鳴き声の種類・頻度・状況(動画・音声録画があれば持参)
- 食事の内容・量・最後に食べた時間
- 排泄の状態(量・色・形状の変化)
- 現在の飼育環境(温度・湿度・ケージサイズ・同居動物の有無)
- 過去の病歴・治療歴・服薬中の薬
- 最近の環境変化(引っ越し・新しいペット・飼い主の生活変化など)
モルモットの病気を予防するための日常ケア

病気は「なってから治す」より「なる前に防ぐ」ことが理想です。
モルモットの多くの病気は、日々の適切なケアと環境管理によって予防・早期発見が可能です。
以下の日常ケアを習慣にすることで、愛するモルモットの健康を長く守ることができます。
毎日の観察で異変を早期発見するコツ
モルモットの異変に最初に気づくのは、毎日接している飼い主です。
以下の5つのポイントを毎日チェックする習慣をつけましょう。
- 食欲・飲水量:いつもより食べない・飲まない状態が続いていないか確認する
- 排泄状態:糞の量・大きさ・形状・色の変化を毎日目視確認する
- 鳴き声・行動の変化:「今日はいつもより静か」「なんか変な声がした」という直感を大切にする
- 毛並み・体表:毎日触れることでしこり・脱毛・皮膚の変化に気づきやすくなる
- 週1回の体重測定:同じ時間帯に測定し記録しておくと、体重推移の変化を正確に把握できる
参考:【モルモットの病気ガイド】よくある症状と健康管理のポイント
適切な飼育環境で病気を防ぐ
飼育環境の整備は、モルモットの病気予防において最も効果的なアプローチのひとつです。
- 温度・湿度管理:温度は18〜23℃(〜24℃)を目安に、湿度はできれば50%未満を意識してください。夏の熱中症・冬の低体温症に注意しましょう。
- 牧草の十分な提供:チモシーなどの乾草を常に食べられる状態にしておくことが、不正咬合と消化器疾患の予防に直結します。
- ビタミンCの補給:モルモットはビタミンCを体内で合成できないため、毎日の食事で補給が必要です。ピーマン・パセリ・ブロッコリーなどを適切量与えてください。ビタミンC欠乏症はモルモットにとって最も注意すべき病気のひとつです。
- 清潔なケージ環境:床材の定期的な交換・ケージの消毒で皮膚疾患・感染症を予防します。
- ストレスの少ない環境:大きな音・直射日光・他のペットによる威圧を避け、モルモットが安心できる空間を作りましょう。
モルモットの鳴き声と病気に関するよくある質問

Q. 夜中に急に鳴き出しました。病気ですか?
A: 必ずしも病気とは限りませんが、注意が必要です。夜間の突然の鳴き声は、物音や光などによる驚き・恐怖が原因の場合もあります。ただし、鳴き止まない・呼吸音が異常・翌朝も元気がない場合は早めに受診してください。夜間救急に対応しているエキゾチックアニマル専門の動物病院を事前に調べておくと安心です。
Q. 鳴き声が小さくなった・鳴かなくなったのは病気?
A: 鳴かなくなること自体が病気の重要なサインの場合があります。特に消化器疾患(食滞など)・全身の衰弱・強いストレス・疼痛で活動性が低下すると、鳴き声が消えることがあります。食欲・排泄・体重に異常がなければ一時的な様子見も可能ですが、複数の変化が重なる場合は受診を検討してください。
Q. エキゾチックアニマル対応の病院はどう探す?
A: モルモットはエキゾチックアニマルに分類されるため、すべての動物病院で診察できるわけではありません。以下の方法で探しましょう。
- 「エキゾチックアニマル対応 動物病院 ○○市(地域名)」で検索する
- かかりつけ動物病院に紹介を依頼する
- モルモットを迎えたペットショップやブリーダーに相談する
- 日本エキゾチック動物医療センターなどの専門施設を調べる
緊急時に慌てないよう、元気なうちにかかりつけの病院を見つけておくことが最も重要です。
まとめ|モルモットの鳴き声の変化を見逃さず病気を早期発見しよう

この記事で解説した内容を振り返りましょう。
- 今すぐ受診すべき危険な鳴き声は「ゼーゼー・プチプチ(呼吸の異音)」「キーッ・ギャッ(悲鳴)」「排尿時の鳴き声」の3種類が特に重要です。
- 正常な鳴き声(プイプイ・キューキュー・グルグルなど)を日ごろから把握しておくことが、異変に気づく第一歩です。
- 鳴き声の変化と合わせて体重・食欲・排泄・行動を総合的に観察することで、病気の早期発見率が大きく上がります。
- 異変を感じたらまず動画・音声を記録し、3ステップの健康チェックを行い、フローチャートで受診の緊急度を判断しましょう。
- 日々の観察・適切な飼育環境・かかりつけ病院の確保が、モルモットの健康寿命を延ばす最善策です。
モルモットの平均寿命は約4〜8年と短い命だからこそ、毎日の小さなサインを大切にしてください。
「なんか今日は違う気がする」という飼い主の直感は、しばしば正確です。その感覚を信じて、早めに行動することがモルモットの命を守ります。


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