モルモットを迎えたいと思っても、『どの品種が飼いやすいのか分からない』『短毛と長毛で何が違うのか知りたい』と迷う方は多いはずです。この記事では、モルモットの主要10種類を毛質ごとに整理し、特徴・性格・お手入れの手間・選び方まで分かりやすく解説します。自分の暮らしに合う一匹を見つけたい方は、ぜひ最後まで確認してください。
モルモットの品種数は分類基準で異なる|主要品種を毛質で3タイプに分けて紹介

モルモットの品種選びは、まず毛質で3タイプに分けて考えると分かりやすいです。日本でよく見かけるのは短毛種ですが、見た目の華やかさを重視するなら長毛種、個性を重視するなら無毛種も候補になります。
代表種としては、イングリッシュ、アビシニアン、クレステッド系(ホワイトクレステッド/セルフ・イングリッシュクレステッド)、テディ、シェルティ、ペルビアン、テッセル、スキニーギニアピッグなどがよく知られています。毛の長さやつむじの有無で印象が大きく変わるため、見た目だけでなく手入れ量まで確認することが大切です。 Source Source
日本で飼える主要品種一覧(早見表)
品種毛質タイプ主な特徴飼いやすさイングリッシュ短毛短く滑らかな直毛高いアビシニアン短毛全身のロゼット高いクレステッド短毛頭頂部の冠毛やや高いテディ短毛縮れたモコモコ被毛やや高いシェルティ長毛絹のような直毛普通ペルビアン長毛全身を覆う超長毛やや低いテッセル長毛長い巻き毛やや低いスキニーギニアピッグ無毛体毛がほぼない普通ボールドウィン無毛完全無毛低いレックスなど希少種希少毛質に個性が強い個体差大
国内で特に流通しやすいのはイングリッシュやアビシニアンなどの短毛種です。長毛種や無毛種は扱う店舗が限られやすく、実際にはペットショップよりも小動物専門店やブリーダーで出会うことが多くなります。 Source Source
短毛種・長毛種・無毛種の違いとは
結論からいうと、3タイプの最大の違いは見た目よりもお手入れ量と温度管理です。短毛種は毛玉や汚れの管理がしやすく、初心者向きです。長毛種は美しい反面、毎日のブラッシングや毛の汚れ対策が欠かせません。
無毛種はブラッシングの負担が少ない一方で、皮膚の乾燥や寒暖差に弱く、室温管理が重要です。一般的な飼育環境の目安は18〜24℃前後、湿度40〜60%ほどで、高温多湿を避ける点は全タイプ共通です。 Source Source
【短毛種】初心者におすすめのモルモット品種4選

初心者に最も向いているのは、日々の手入れが軽く性格傾向もつかみやすい短毛種です。特に初めて飼う場合は、ブラッシング頻度と人慣れしやすさのバランスがよい品種から選ぶと失敗しにくくなります。
イングリッシュ(ショートヘア)|最もポピュラーで飼いやすい定番
イングリッシュは、最初の一匹として最有力の品種です。短毛でつむじがなく、2〜3cmほどの扱いやすい被毛を持ち、丸みのある体つきと穏やかな印象が特徴です。
ペットとして最も一般的で、社交的な性格とされるため、人に慣れる過程も比較的スムーズです。被毛のもつれが少なく、掃除や健康チェックもしやすいため、日々のお世話に不安がある方でも始めやすいでしょう。 Source Source Source
アビシニアン|巻き毛(ロゼット)がチャームポイントの活発派
アビシニアンは、見た目の個性と飼いやすさを両立した人気種です。全身に特徴的なロゼットが入る独特の毛並みが魅力で、標準では体の4つ・腰の2つ・臀部の2つの計8つが基本配置とされ、肩ロゼットは任意です。
社交的で人に慣れやすい傾向があり、元気で反応のよい子を探している方に向いています。毛並みが立体的なので抜け毛の方向や汚れを確認しやすく、短毛種の中では見た目の華やかさを楽しみやすい品種です。 Source Source
クレステッド|頭頂部の冠毛がトレードマークの愛嬌キャラ
クレステッドは、頭頂部に入る冠のようなつむじが最大の特徴です。体はイングリッシュに近い短毛ですが、頭のワンポイントで表情がとても豊かに見えます。
見た目は飼いやすそうでも、個体によっては神経質さが出やすく、慣れるまで少し時間がかかる場合があります。ゆっくり距離を縮めたい人や、外見の個性を重視したい人に向く短毛種です。 Source Source
テディ|ぬいぐるみのようなモコモコ被毛が魅力
テディは、ぬいぐるみのような短い縮れ毛が魅力の品種です。3〜4cmほどの中毛で、一般的な短毛種よりもふんわり見えるため、可愛らしい見た目を重視する人に人気があります。
一方で、見た目ほど手入れが不要というわけではなく、毛の密度がある分だけ皮膚や汚れの確認は丁寧に行いたい品種です。臆病で警戒心が強い個体もいるため、急がず信頼関係を作る姿勢が向いています。 Source Source
【長毛種】美しい被毛が魅力のモルモット品種3選

長毛種の魅力は、何よりも見た目の華やかさです。毛が長いぶんブラッシングや汚れ対策は欠かせませんが、その手間も含めて楽しみたい人にとっては満足度の高いタイプといえます。
シェルティ|絹のような直毛が流れる優雅な姿
シェルティは、長毛種の中でも上品さが際立つ代表格です。5〜7cmほどの艶ある直毛が体の横に流れ、つむじがないため被毛全体がなめらかに見えます。
大人しい性格の子が多いとされ、落ち着いて触れ合いたい人に向いています。ただし毛先に汚れが付きやすいため、毎日のブラッシングと床材の清潔さを意識しないと美しさを維持しにくくなります。 Source Source
ペルビアン|全身を覆う超長毛のショーモルモット
ペルビアンは、長毛種の中でも特に存在感が強い品種です。頭部を含めて全身の被毛が長く伸びるため、歩く姿だけでも非常に華やかで、ショーモルモットとして語られることも多いタイプです。
その分だけ飼育難易度は上がり、食べこぼしや排せつ物が毛に付きやすくなります。飼い主に忠実とされる一方で、日常的な毛の保護とこまめなチェックが必要なので、お手入れを楽しめる人向きです。 Source Source
テッセル|カーリーヘアがユニークな巻き毛長毛種
テッセルは、長く伸びるカーリーヘアが魅力の個性派です。直毛系の長毛種より毛並みに動きがあり、見た瞬間のインパクトが強いので、珍しさを求める人に好まれます。
温和で好奇心旺盛とされ、見た目ほど近寄りにくい品種ではありません。ただし巻き毛は絡まりやすく、ブラッシング不足がそのまま毛玉につながるため、毎日少しずつ整える習慣が必要です。 Source Source
【無毛種・希少種】個性派モルモット品種3選

個性的な見た目を重視するなら、無毛種や希少種も魅力的です。ただし、流通量が少ない品種ほど情報量と飼育経験が重要になり、一般的な短毛種と同じ感覚で選ぶと温度管理や皮膚管理で戸惑いやすくなります。
スキニーギニアピッグ|毛がほぼない独特の外見で人気上昇中
スキニーギニアピッグは、無毛種の中で比較的知られた品種です。鼻周りや足先に少量の毛が残る個体もいますが、全体としては体毛がほぼなく、見た目のインパクトは非常に強めです。
人懐っこく、飼い主の声を聞き分けやすいとされる一方、寒暖差には特に注意が必要です。価格も一般的なモルモットの5,000円前後に対し、2万円近くになることがあるため、初期費用まで含めて検討しましょう。 Source Source
ボールドウィン|完全無毛の希少品種
ボールドウィンは、完全無毛の外見で知られる希少品種です。国内では常時見かけるタイプではなく、実際に出会える場所が限られるため、入手しやすさという点ではかなり低めと考えておくのが現実的です。
被毛がないぶんブラッシングの負担は軽いものの、皮膚保護と保温にはより気を配る必要があります。珍しさだけで決めるのではなく、温度管理や通院先の確保まで含めて準備できる人向きの品種です。 Source Source
その他の希少品種(メリノ・アルパカ・レックスなど)
希少種には、メリノ、アルパカ、レックスなど、毛質や見た目に強い個性を持つ品種が含まれます。特に長毛系の希少種は、巻きの強さや毛の流れ方に違いがあり、同じ長毛でも印象がかなり変わります。
レックスはテディに似た立ち毛の短毛系として知られますが、主な違いはカールの多さではなく毛質で、テディよりも粗くワイヤー状・硬めの被毛と説明されます。メリノやアルパカは長毛の個性派として注目されます。流通量は多くないため、見た目だけでなく、成長後の手入れ量まで確認してから迎えることが大切です。 Source Source Source
【比較表】モルモット品種別の飼いやすさ・お手入れ難易度・価格相場

品種選びで迷ったら、性格の印象だけでなく、毛質・手入れ頻度・予算を並べて比較するのが近道です。ここでは、迎えやすさに直結するポイントを表で整理します。
毛質タイプ別の特徴を比較
タイプ見た目メリット注意点短毛種すっきりした体型が見えやすい毛玉ができにくい個体差で性格に差が出る長毛種華やかで写真映えする被毛の美しさを楽しめる汚れや絡まりが起きやすい無毛種独特で個性的ブラッシング負担が少ない保温と皮膚管理が重要
毛質タイプの違いは、好みの見た目だけでなく、毎日の作業量に直結します。初心者なら短毛種、ケアそのものを楽しみたいなら長毛種、個性重視なら無毛種という考え方が分かりやすいです。 Source Source
飼育難易度・ブラッシング頻度を比較
品種飼育難易度ブラッシング頻度の目安イングリッシュ低い週1〜2回アビシニアン低い週1〜2回クレステッド低〜中週1〜2回テディ中週2〜3回シェルティ中毎日ペルビアン高い毎日テッセル高い毎日スキニーギニアピッグ中被毛ケアより保温重視ボールドウィン高い被毛ケアより皮膚管理重視
短毛種は日常管理のハードルが低く、長毛種は毎日のブラッシングが前提です。無毛種はブラシの代わりに室温管理と皮膚チェックの頻度が上がるため、手間の質が違うと考えると失敗しにくくなります。 Source Source Source
価格相場・入手しやすさを比較
品種グループ価格の目安入手しやすさイングリッシュ・アビシニアン・クレステッド5,000円前後高いテディ・シェルティ・ペルビアン・テッセル5,000円前後より高めになりやすい中スキニーギニアピッグ2万円近くになることがある低いボールドウィン・希少種高額帯になりやすいかなり低い
価格は毛色や流通量でも変動しますが、一般的なペットショップでは5,000円前後がひとつの目安です。希少性の高い無毛種は価格が上がりやすく、出会える店舗も限られます。 Source
失敗しないモルモット品種の選び方3ステップ

品種選びで後悔しないコツは、見た目の好みより先に、自分の暮らし方とお世話の現実を照らし合わせることです。次の3ステップで考えると、迎えた後のギャップを減らせます。
ステップ1|お世話に使える時間とライフスタイルを把握する
まず確認したいのは、毎日どれだけケアに時間を使えるかです。仕事や学校で在宅時間が短い人なら、毛の絡まりにくい短毛種のほうが負担は軽くなります。
長毛種や無毛種は、ブラッシングや室温管理を丁寧に続けられるかが重要です。ケージは1匹でも最低約76×91cm(7.5平方フィート)以上が目安で、モルモットは社会性が高く単独飼育は推奨されないため、2匹なら少なくとも約76×127cm(10.5平方フィート)程度を目安に考えましょう。 Source
ステップ2|求める性格・触れ合い方から品種を絞る
次に、どんな触れ合い方をしたいかを明確にします。よく反応してくれる子がよいなら社交的なイングリッシュやアビシニアン、静かに寄り添うタイプがよいならシェルティのような落ち着いた品種が候補です。
ただし性格は品種だけで決まらず、個体差も大きいです。『この品種だから絶対こう』と決めつけず、傾向を知ったうえで実際の反応を見ることが大切です。 Source Source
ステップ3|ペットショップやブリーダーで実際に会って決める
最後は、必ず実物を見て決めることです。同じ品種でも毛並みの密度、体格、警戒心の強さはかなり異なります。見た目の写真だけで決めると、想像より活発、逆に繊細という差が起きやすくなります。
店舗では、食欲があるか、目や鼻は清潔か、呼吸音は荒くないかも確認しましょう。多頭飼育の予定があるなら、店員やブリーダーに相性や同居経験も相談しておくと安心です。 Source Source
【状況別】あなたにぴったりのモルモット品種はこれ

ここでは、暮らし方別に相性のよい品種を整理します。絶対条件ではありませんが、選ぶ方向性が定まると候補を大きく絞りやすくなります。
一人暮らし・忙しい人におすすめの品種
おすすめはイングリッシュ、アビシニアン、クレステッドです。短毛で日々の毛の管理が軽い比較的流通量が多く情報を集めやすい初心者向けの飼育ノウハウが多い
特にイングリッシュは最も標準的で、忙しい人でも世話の全体像をつかみやすい品種です。 Source Source
子どもがいる家庭におすすめの品種
子どもがいる家庭では、見た目が分かりやすく性格も比較的穏やかなイングリッシュやアビシニアンが向きやすいです。変化が見えやすく観察しやすい毛が短く衛生管理しやすい触れ合いの失敗が起きにくい
ただし、モルモット自体は臆病な動物です。大きな音や急な抱き上げは避け、必ず大人が温度管理と健康チェックを主導しましょう。 Source Source
お手入れを楽しみたい上級者におすすめの品種
被毛ケアそのものを楽しみたいなら、シェルティ、ペルビアン、テッセルが候補です。見た目の満足感が高いブラッシングで美しさを保てる品種ごとの個性がはっきり出やすい
一方で、毛の汚れや絡まりは放置すると急に悪化します。毎日のルーティンとしてケア時間を確保できる人に向いたタイプです。 Source Source
モルモットの品種に関するよくある質問

モルモットは全部で何種類いますか?
Q. モルモットは全部で何種類いますか?
A: 一般的には主要品種として約10種類前後が紹介されることが多いです。実際には希少種や系統差もあり、分類の仕方で数え方は変わります。 Source Source
一番飼いやすい品種はどれですか?
Q. 一番飼いやすい品種はどれですか?
A: 初心者にはイングリッシュが最有力です。短毛で手入れがしやすく、流通量も多いため、飼育情報を集めやすいのが理由です。 Source Source
アレルギーが心配な場合はどの品種がいいですか?
Q. アレルギーが心配な場合はどの品種がいいですか?
A: 無毛種でも完全に安心とはいえません。毛だけでなく、フケや牧草、床材に反応する場合もあるため、迎える前に実際に触れて確認するのが安全です。 Source
多頭飼いに向いている品種はありますか?
Q. 多頭飼いに向いている品種はありますか?
A: 特定の品種よりも個体同士の相性が重要です。温和な子同士なら同居しやすい傾向はありますが、導入時は十分なスペースと慎重な相性確認が必要です。 Source Source
品種によって寿命に違いはありますか?
Q. 品種によって寿命に違いはありますか?
A: 一般的な寿命は平均5〜7年程度で、飼育環境がよければ8〜10年以上生きる個体もいます。品種差よりも、温湿度管理、食事、早期受診の影響が大きいと考えたほうが実用的です。 Source Source
まとめ|自分にぴったりのモルモット品種を見つけよう

モルモット選びで大切なのは、見た目の好みとお世話の現実を一致させることです。最後に、選び方の要点を整理します。
初心者は短毛のイングリッシュやアビシニアンが選びやすい長毛種は美しいが、毎日のブラッシングが前提になる無毛種や希少種は温度管理と入手先の確認が重要価格は一般種で5,000円前後、希少種は高額帯になりやすい最終的には実際に会って、健康状態と相性を見て決める
見た目だけで選ばず、暮らしに合う品種を選べば、モルモットとの生活はぐっと楽しくなります。まずは候補を2〜3種に絞り、実際の性格や反応を比べながら理想の一匹を探してみてください。 Source Source


コメント