「モルモットを飼いたいけど、種類が多くてどれを選べばいいかわからない」と悩んでいませんか?モルモットの品種(ブリード)の数は、国や団体の認定基準によって異なります。日本の飼育情報では「13種類」として紹介されることもありますが、毛の長さや形、手入れのしやすさ、価格帯まで大きく異なるのが特徴です。この記事では、初心者向けの短毛種から希少な無毛種まで、代表的な種類の特徴・飼育難易度・価格を徹底比較します。あなたにぴったりのモルモットを見つけるための完全ガイドとしてご活用ください。
モルモットの種類は多彩!毛質でタイプ分けして理解しよう

モルモットは一見すると「丸くてふわふわした小動物」というイメージが強いですが、実際には毛の長さ・毛流れ(ロゼット/つむじ)・質感によって見た目やお手入れの負担が大きく変わります。
種類ごとに見た目の個性だけでなく、必要なケアの頻度・難易度・価格帯も異なるため、飼う前にしっかり違いを理解しておくことが大切です。
日本で飼育できるモルモットの品種数
日本国内で一般的に流通・飼育できるモルモットの種類は、飼育情報サイトなどで「13種類」として紹介されることがあります。
ただし、品種数は国や団体の認定基準によって変わるため、「必ず13種類」と断定するよりも、まずは「日本で名前が挙がりやすい主要タイプを把握する」と考えるのが安全です。イングリッシュやアビシニアンなど定番品種はほぼ全国のペットショップで入手可能ですが、テクセル(テッセル表記も)やメリノ、リッジバックなどの希少タイプはブリーダーからの入手が中心になります。
参考:【全13種】モルモットの種類を解説|性格やお世話の仕方の違いは?
毛質による分類(短毛・長毛・ロゼット系・無毛)
モルモットは「お手入れ負担」をイメージしやすいよう、毛質で以下のタイプに分けて考えると選びやすくなります。
- 短毛(スムース/特殊毛質):毛が短く手入れが比較的簡単。初心者におすすめ。代表:イングリッシュ・クレステッド・テディ・レックス
- 長毛(直毛/カール):毛が長く美しいが、毛玉・汚れ対策のためブラッシング頻度が増える。代表:シェルティ・ペルビアン・コロネット・テクセル(テッセル)
- ロゼット系(つむじタイプ):複数のロゼット(つむじ)で毛流れが複雑。ロゼット周辺の毛玉チェックが重要。代表:アビシニアン(※メリノ等は「カール長毛+冠(クレスト)」として紹介されることも)
- 無毛種:毛がない/ほぼないタイプ。体温維持と皮膚ケアが重要。代表:スキニーギニアピッグ・ボールドウィン
さらに「リッジバック」のように背中の毛の向きが特徴的なタイプ(呼称)も存在します。まずはこの分類を理解することが、品種選びの第一歩です。
【短毛種】初心者におすすめ!お手入れ簡単な4品種一覧

短毛種は毛が短く、ブラッシングの頻度が少なく済むため、モルモット飼育が初めての方にもおすすめのタイプです。
汚れも付きにくく、毛のもつれや毛玉の心配が少ないため、日々のケアが大幅に楽になります。短毛種の4品種それぞれの特徴を詳しく見ていきましょう。
イングリッシュ(ショートヘア)|最もポピュラーな基本品種

イングリッシュモルモット(別名:ショートヘアモルモット)は、モルモットの中で最もスタンダードな品種です。
毛の長さは約2〜3cmで、滑らかで光沢のある短い被毛が特徴です。カラーバリエーションも豊富で、単色・バイカラー・トライカラーなど様々な毛色が存在します。
性格は温厚で人懐っこく、初心者でも扱いやすいと評判です。抱っこにも比較的慣れやすく、コミュニケーションを楽しみやすい品種です。
飼育難易度は低く、価格は3,000円〜8,000円程度で入手しやすい点も魅力です。ペットショップでの流通量が多く、全国どこでも比較的簡単に見つけられます。
参考:【小動物図鑑】モルモットの性格や特徴、飼い方について知ろう
クレステッド|頭のロゼットがチャームポイント
クレステッドモルモットは、頭頂部にひとつだけロゼット(つむじ)を持つのが最大の特徴です。
体全体の毛は短くスムースですが、頭の1点だけ毛の流れが渦巻き状になっているため、まるで「王冠」をかぶっているような愛らしい見た目です。
アメリカンクレステッド(頭のロゼットが体と同色)とイングリッシュクレステッド(頭のロゼットが白色)の2タイプがあります。
性格はイングリッシュ同様に穏やかで飼いやすく、飼育難易度は低めです。価格は5,000円〜10,000円程度。個性的な外見を楽しみたいが手入れに手間をかけたくないという方に最適です。
テディ|ぬいぐるみのような“密な毛質”が魅力
テディモルモットは、短毛で密度が高く、独特の毛質が特徴の品種です。その名の通り「テディベア」のようなふんわりとした見た目が人気を集めています。
毛は短いものの密度が高く、触るとビロードのように感じることがあります。毛の長さはおおむね短めで、見た目ほど手入れに手間がかかりません(ただし換毛期はこまめなケアが安心です)。
性格は活発かつ好奇心旺盛な個体が多いとされます。価格は5,000円〜12,000円程度で、ペットショップでも見かけることが増えてきました。
レックス|独特の毛質と手触りが人気の短毛種
レックスモルモットは、テディと見た目が近いこともありますが、短く密な毛質(立ちやすい/ふくらみやすい)として紹介されることが多い品種です。
触れると滑らかで、ビロードのように感じる人もいます。個体差はありますが、短毛なので基本的なお手入れは比較的シンプルです。
テディと比較すると流通量が少なく、やや希少な品種として扱われることがあります。価格は8,000円〜15,000円程度で、専門店やブリーダーからの入手が中心になる場合があります。飼育難易度は短毛種としては中程度で、初心者でも十分に飼育可能です。
【長毛種】美しい毛並みが自慢の4品種一覧

長毛種は毛が伸びやすい品種で、その優雅で美しい毛並みが最大の魅力です。ただし毛玉・汚れを防ぐためにブラッシング頻度が増えやすく、時間と手間をかけられる飼い主向けの品種群です。
長毛種4品種はそれぞれ毛質や形状に個性があり、上級者ほどその違いの美しさを楽しめます。
シェルティ(シルキー)|絹のように流れる優雅な長毛
シェルティモルモット(別名:シルキーモルモット)は、後方へ流れるように伸びる絹のような長毛が特徴の品種です。
毛は伸びやすく、顔周りの毛はやや短め、体の後部にかけて毛が長くなるグラデーションが美しいです。つむじ(ロゼット)がなく、毛の流れがスムースで整っているのが他の長毛種との違いです。
性格は穏やかで優しく、長毛種の中では比較的飼いやすい部類に入ります。価格は8,000円〜15,000円程度で、ペットショップでも見かけることがあります。毎日のブラッシングを怠ると毛が絡まるため、専用ブラシの用意が必須です。
参考:【小動物図鑑】モルモットの性格や特徴、飼い方について知ろう
ペルビアン|全身を覆う超長毛の「モルモット界の貴族」
ペルビアンモルモットは、長毛種の中でも特に毛が長く伸びやすい「超長毛タイプ」として知られます。適切なケアを続ければ毛が非常に長く伸びることがあります。
全身を覆う長い毛が地面に広がる様子は非常に壮観で、「モルモット界の貴族」と呼ばれることもあります。ロゼットが複数あるため、毛が複数の方向から伸びやすく、個体ごとに個性的なシルエットになります。
飼育難易度は高め。毎日の丁寧なブラッシングはもちろん、毛が汚れないよう床材の管理も重要です。価格は15,000円〜30,000円程度と高めで、主にブリーダーや専門店からの入手となります。
コロネット|長毛×ロゼットの組み合わせが美しい
コロネットモルモットは、長毛でありながら頭部にひとつのロゼット(冠のように見えるクレスト)を持つ品種として知られます。クレステッドの長毛バージョンと説明されることもあります。
全身の毛は後方へ流れるように伸び、頭のロゼットが冠(コロネット)のように見えることからこの名が付きました。
性格は活発で好奇心旺盛な個体もいます。飼育難易度は中〜高めで、ブラッシングと定期的なカットが推奨されます。価格は12,000円〜25,000円程度で、流通量はやや少なめです。
テクセル(テッセル)|カールした長毛が個性的な上級者向け品種
テクセル(テッセル表記も)モルモットは、カールした長毛(リング状の巻き毛)が特徴の品種です。
カールが強い分、毛玉になりやすく非常にデリケートなケアが求められます。特に脇・お尻周りは汚れやすいため、床材の管理とこまめなチェックが重要です。
飼育難易度は高めで、初心者には不向きな傾向があります。モルモット飼育の経験者や、十分な時間とケアの技術を持つ飼い主に向いています。価格は20,000円〜40,000円以上と高価で、主にブリーダーからの入手です。
【ロゼット系】つむじ(ロゼット)が個性的なタイプ

ロゼット系の最大の特徴は、複数のロゼット(つむじ)によって毛流れが複雑になることです。つむじの位置・数によって見た目が大きく異なり、ロゼット周辺の毛玉チェックがポイントになります。
アビシニアン|複数のつむじが作る独特のシルエット
アビシニアンモルモットは、全身に複数のロゼット(つむじ)が配置された個性的な品種です。
各ロゼットから毛が放射状に広がるため、全体的にぼさぼさとしたユニークな外見になります。毛の長さは3〜5cm程度で、長すぎず短すぎないバランスです。
性格は社交的で人に慣れやすく、鳴き声で感情表現をしてくれることも多いです。活発で遊び好きな性格のため、ふれあいを楽しみたい飼い主に特に人気があります。
飼育難易度は中程度、価格は5,000円〜12,000円程度で入手しやすい品種です。ロゼット部分の毛の状態をこまめにチェックする習慣をつけましょう。
メリノ|カール長毛+“冠(クレスト)”が特徴とされる希少タイプ
メリノモルモットは、カールした長毛に加えて、頭頂部に冠(クレスト)の特徴があるタイプとして紹介されることが多い希少種です。
毛がカールしているため全体的にふんわりとした印象になりますが、カール毛は毛玉になりやすいため、こまめなチェックとグルーミングが重要です。
日本国内での流通は非常に少なく、ブリーダーからの入手が主になります。価格は20,000円〜40,000円程度と高価で、飼育難易度も中〜高めです。
【無毛種】毛がない独特の魅力を持つ2品種一覧

無毛種は文字通り毛がない(またはほぼない)モルモットです。一見すると奇妙に思えますが、その独特な見た目と温かな肌触りに魅了されるファンが世界中にいます。
無毛種は体温を保つ毛がないため、温度管理が特に重要になります。目安としては、一般的にいわれる飼育適温(約15.5〜29.4℃の範囲)から大きく外さないようにし、特に無毛種は急な冷え・隙間風を避けて中間帯を安定させる意識が大切です。
スキニーギニアピッグ|温かみのある肌触りが人気
スキニーギニアピッグは、顔・足・肩の一部に少し毛が残るほぼ無毛の品種です。
ツルツルとした皮膚は人間の赤ちゃんの肌のようにしっとりと温かく、触れるだけで独特の癒し感があります。皮膚の色はベージュ・チョコレート・グレーなど様々で、カラーバリエーションが豊富です。
性格は好奇心旺盛で活発。毛の飛散が少ないため、毛アレルギーが心配な方に検討されやすい品種です(ただしアレルゲンは毛以外にもあり得ます)。価格は15,000円〜30,000円程度で、専門店やブリーダーから入手できます。
ボールドウィン|成長とともに毛が抜ける珍しい品種
ボールドウィンモルモットは、生まれた時には毛があり、成長するにつれて徐々に毛が抜けて無毛になる非常に珍しい品種です。
生後数週間で毛が抜け始め、生後2〜3ヶ月頃には完全に無毛状態になります。成体のボールドウィンはスキニーギニアピッグよりもさらに毛がなく、全身がつるつるです。
日本での流通は非常に限られており、入手難易度は高めです。価格は30,000円〜50,000円以上になることもあります。温度・湿度管理と皮膚の保湿ケアが欠かせないため、十分な知識と設備が必要です。
【その他】知っておきたい珍しいモルモットの種類

上記のタイプに加え、毛の生え方が特徴的な“タイプ(呼称)”として語られることがある種類も存在します。飼育を検討する方は知識として押さえておきましょう。
リッジバック|背中の逆立つ毛が特徴的
リッジバックモルモットは、背骨に沿って毛が逆立っているように見えるユニークなタイプ(呼称)です。
その見た目はまるで「モヒカンヘア」のようで、背中だけがまるで違う動物のような印象を与えます。体の他の部分は比較的短い毛に覆われています。
日本での流通は極めて少なく、希少タイプとして扱われることがあります。入手はブリーダーからが中心で、価格も20,000円〜50,000円以上になることがあります(個体・入手経路で変動)。飼育の基本は他のモルモットと同様ですが、見た目の特徴を楽しむタイプといえます。
【比較表】この記事で扱う代表的な種類の特徴・飼育難易度・価格を一目で確認

ここまで紹介してきた「この記事で扱う代表的な種類」を、比較表でまとめます。品種選びの最終判断にお役立てください。
毛質別の特徴比較表
| 品種名 | 毛質タイプ | 毛の長さ | 主な特徴 |
|---|---|---|---|
| イングリッシュ | 短毛 | 2〜3cm | 最もポピュラー・温厚 |
| クレステッド | 短毛 | 2〜3cm | 頭部にロゼットひとつ |
| テディ | 短毛(特殊毛質) | 短め | 密な毛質でふんわり見える |
| レックス | 短毛(特殊毛質) | 短め | 短く密な毛質と独特の手触り |
| シェルティ | 長毛(直毛) | 伸びやすい | 後方へ流れる絹のような毛 |
| ペルビアン | 長毛(直毛) | 非常に長く伸びる | 超長毛・ケア負担が大きい |
| コロネット | 長毛+クレスト | 伸びやすい | 長毛+頭部ロゼット(冠) |
| テクセル(テッセル) | 長毛(カール) | 伸びやすい | カール長毛で毛玉になりやすい |
| アビシニアン | ロゼット系 | 3〜5cm | 全身に複数のロゼット |
| メリノ | カール長毛+クレスト | 伸びやすい | カール長毛+冠(クレスト)タイプ |
| スキニーギニアピッグ | 無毛 | ほぼなし | 顔・足のみ少し毛あり |
| ボールドウィン | 無毛(成長後) | なし | 生後に毛が抜けて完全無毛 |
| リッジバック | 特殊(タイプ/呼称) | 2〜4cm | 背中の毛の向きが特徴的 |
飼育難易度ランキング
飼育難易度を★1(最も簡単)〜★5(最も難しい)で評価すると以下のようになります(※あくまで「毛のお手入れ負担」を中心にした目安です)。
- ★☆☆☆☆(★1):イングリッシュ
- ★★☆☆☆(★2):クレステッド・テディ・アビシニアン
- ★★★☆☆(★3):レックス・シェルティ・メリノ
- ★★★★☆(★4):コロネット・ペルビアン・スキニーギニアピッグ
- ★★★★★(★5):テクセル(テッセル)・ボールドウィン・リッジバック
価格帯・入手しやすさ一覧
| 品種名 | 価格帯(目安) | 入手しやすさ |
|---|---|---|
| イングリッシュ | 3,000円〜8,000円 | ◎(ペットショップで常時) |
| クレステッド | 5,000円〜10,000円 | ○(ペットショップで比較的多い) |
| テディ | 5,000円〜12,000円 | ○(ペットショップで見かける) |
| アビシニアン | 5,000円〜12,000円 | ○(ペットショップで比較的多い) |
| レックス | 8,000円〜15,000円 | △(専門店・ブリーダー中心) |
| シェルティ | 8,000円〜15,000円 | △(専門店・ブリーダー中心) |
| コロネット | 12,000円〜25,000円 | △(ブリーダー中心) |
| ペルビアン | 15,000円〜30,000円 | △(ブリーダー中心) |
| スキニーギニアピッグ | 15,000円〜30,000円 | △(専門店・ブリーダー) |
| メリノ | 20,000円〜40,000円 | ✕(希少・ブリーダーのみ) |
| テクセル(テッセル) | 20,000円〜40,000円+ | ✕(希少・ブリーダーのみ) |
| ボールドウィン | 30,000円〜50,000円+ | ✕(極希少・ブリーダーのみ) |
| リッジバック | 20,000円〜50,000円+ | ✕(極希少・ブリーダーのみ) |
初心者に飼いやすいモルモットの種類TOP3

モルモットをはじめて飼う方に向けて、特に飼いやすくおすすめの3タイプをランキング形式で紹介します。
選定基準は「入手しやすさ」「ケアの手軽さ」「性格の穏やかさ」「価格の手頃さ」の4点です。
第1位:イングリッシュ|入手しやすく性格も穏やか

初心者に最もおすすめなのはイングリッシュモルモットです。
全国のペットショップで常時入手可能なうえ、価格も3,000円〜8,000円と手頃です。毛が短く絡まりにくいため、ブラッシングは週1〜2回程度でOK。
温厚で人懐っこい性格から抱っこや触れ合いにも慣れやすく、初めてモルモットを飼う方でも安心してコミュニケーションを楽しめます。カラーバリエーションも豊富なので、お気に入りの1匹を見つけやすいのも魅力です。
第2位:クレステッド|飼いやすさと個性を両立
第2位はクレステッドモルモットです。
基本的なケアはイングリッシュと大差なく非常に簡単ですが、頭のロゼットという個性的なポイントがあるため、「ちょっと個性的なモルモットが欲しい」という方に最適です。
アメリカンクレステッドとイングリッシュクレステッドの2タイプがあり、どちらも性格は温厚です。ペットショップでも見かけることが多く、入手難易度も低めです。
第3位:アビシニアン|活発で遊び好きな性格
第3位はアビシニアンモルモットです。
全身のロゼットが生み出す個性的な外見に加え、社交的で人に慣れやすい性格がふれあいを楽しみたい飼い主に好まれます。
毛は中程度の長さで、ロゼット部分の毛玉チェックさえ習慣化すればケアは難しくありません。価格も比較的リーズナブルで、ペットショップでも入手しやすい品種です。
【毛質別】お手入れ頻度と必要なケア用品

品種を選ぶ際に必ず確認しておきたいのが日々のケア負担です。毛質によってブラッシングの頻度や必要な道具が大きく異なります。
短毛種のケア|週1〜2回のブラッシングでOK
短毛種(イングリッシュ・クレステッド・テディ・レックス)のケアは最もシンプルです。
ブラッシング頻度:週1〜2回程度で十分です。
必要なケア用品:
- 柔らかめの小動物用ブラシ(スリッカーブラシまたはラバーブラシ)
- コーム(目の細かいもの)
- 小動物用爪切り
定期的な爪切り(月1〜2回程度)と耳・歯のチェックも忘れずに行いましょう。
長毛種のケア|毎日のブラッシングが必須
長毛種(シェルティ・ペルビアン・コロネット・テクセル(テッセル))はブラッシング頻度が増えやすいタイプです。
ブラッシング頻度:できれば毎日(少なくともこまめに)。
必要なケア用品:
- スリッカーブラシ(毛玉解消用)
- 目の細かいコーム
- 小動物用ハサミ(毛のカット用)
- 小動物用爪切り
特にペルビアンやテクセル(テッセル)は定期的なトリミング(毛のカット)も必要になることがあります。毛が長すぎると歩行の妨げになったり、排泄物で汚れたりするため、状態に応じてカットを検討しましょう。
ロゼット系のケア|毛玉チェックを重点的に
ロゼット系(アビシニアンなど)はロゼット部分が毛玉になりやすいため、重点的なチェックが必要です。
ブラッシング頻度:週2〜3回(ロゼット部分はこまめにチェック)。
必要なケア用品:
- 柔らかいスリッカーブラシ
- ロゼット用のピンブラシ
- 毛玉解消スプレー(小動物用)
ロゼット周辺は毛の方向が複雑なため、無理に引っ張らず少しずつほぐすように丁寧にブラッシングしましょう。
無毛種のケア|保湿と温度管理がポイント
無毛種(スキニーギニアピッグ・ボールドウィン)はブラッシングは不要ですが、皮膚のケアと温度管理が最重要です。
温度管理の目安:飼育適温(約15.5〜29.4℃)を大きく外さないようにし、無毛種は特に急な冷え・隙間風を避けて安定させる。
必要なケア用品:
- 小動物用の無香料保湿クリーム(皮膚の乾燥防止)
- 温度計・湿度計
- 保温器具(ヒーターやパネルヒーター)
- UVカット素材のハウス(直射日光による皮膚ダメージ防止)
皮膚に傷や赤みが出ていないか週1回は全身チェックする習慣をつけましょう。
モルモットの種類を選ぶときの3つのポイント
どの種類を選ぶか迷っている方のために、品種選びで必ず確認すべき3つのポイントをまとめました。
ケアにかけられる時間で選ぶ
最も重要な基準は毎日のケアにかけられる時間です。
- 時間が限られている方:イングリッシュ・クレステッド・テディ(短毛系)
- 毎日ケアを楽しめる方:シェルティ・コロネット(長毛)/アビシニアン(ロゼット系)
- 特殊ケアに対応できる方:スキニーギニアピッグ・ボールドウィン(温度・保湿管理が必要な無毛種)
ペットのケアを日々の習慣として楽しめるかどうかが、長期的な飼育成功のカギです。
住環境・温度管理ができるかで選ぶ
モルモット全般にいえることですが、特に無毛種と長毛種は住環境への要求が高めです。
無毛種は冷え・隙間風に弱いため、急な温度変化を避けて安定した環境を作ることが重要です。長毛種は広いケージスペースと、毛が汚れにくい清潔な床材管理が求められます。
一人暮らし・エアコン管理が難しい環境では、短毛種のイングリッシュやロゼット系のアビシニアンを選ぶのが無難です。
入手のしやすさ・予算で選ぶ
品種によって価格帯と入手難易度が大きく異なることも忘れてはいけません。
初めてモルモットを飼う場合は、3,000円〜12,000円程度でペットショップから入手できる品種(イングリッシュ・クレステッド・テディ・アビシニアン)が安心です。
希少タイプ(テクセル(テッセル)・ボールドウィン・リッジバックなど)を希望する場合は、信頼できるブリーダーを事前に探すことが重要です。ブリーダーから購入する場合は飼育歴や健康管理の実績を確認しましょう。
参考:モルモットの種類と性格について解説 – ピュアアニマル
モルモットの種類に関するよくある質問
モルモットの種類選びに際してよく寄せられる疑問にお答えします。
モルモットの寿命は品種によって違う?
Q. モルモットの寿命は品種によって大きく変わりますか?
A: 品種による寿命の差は比較的小さく、一般的にはどの品種も4〜8年程度が目安とされています。ただし、無毛種(スキニーギニアピッグ・ボールドウィン)は温度管理・皮膚ケアの影響を受けやすいため、環境が整っていないと体調を崩しやすい傾向があります。十分なケアと定期的な健康チェックが長寿の秘訣です。
多頭飼いに向いている品種は?
Q. 複数匹一緒に飼いたい場合、どの品種が向いていますか?
A: モルモット全般は群れで生活する社会性の高い動物なので、多頭飼い自体は多くの品種で可能です。特にイングリッシュ・アビシニアンは温厚で社交的な個体が多いとされ、多頭飼いに向いています。長毛種同士の多頭飼いは毛が絡まりやすいため注意が必要です。オス同士は縄張り争いが起きる場合があるため、同性多頭飼いは十分なスペースを確保してください。
アレルギーでも飼える品種はある?
Q. 毛のアレルギーがあるのですが、飼える品種はありますか?
A: 毛アレルギーが心配な方にはスキニーギニアピッグが検討されやすい品種です。毛の飛散が少ない一方、アレルゲンは毛以外(フケ・唾液など)の可能性もあるため、購入前に実際に触れて反応を確認することを強くおすすめします。
オスとメスで性格に違いはある?
Q. 品種だけでなく、オスとメスで性格の差はありますか?
A: 一般的にオスはやや縄張り意識が強く、成熟すると他のオスに対して攻撃的になることがあります。一方メスは穏やかで扱いやすい傾向があるとされています。ただし個体差が大きいため、性別よりも個体の性格を実際に確認して選ぶことが大切です。
品種によって大きさ(体重)は違う?
Q. 品種によって体の大きさや体重に差はありますか?
A: モルモットの体重は品種に関わらず成体で700〜1,200g程度が一般的です。体長は20〜30cm程度。品種間で特に大きな差はなく、むしろ個体差や食事管理の方が体重に影響します。ペルビアンなど超長毛タイプは毛が多い分だけ大きく見えますが、体自体のサイズは他品種と大差ありません。
まとめ|自分にぴったりのモルモットを見つけよう
モルモットの種類について、毛質・特徴・飼育難易度・価格の考え方を解説しました。最後にポイントを整理します。
- 初めて飼う方・ケアに時間をかけられない方:イングリッシュ・クレステッド・テディなどの短毛系がおすすめ
- 個性的な見た目を楽しみたい方:アビシニアン(ロゼット)・スキニーギニアピッグ(無毛)が人気
- 美しい毛並みを楽しみたい方:シェルティ・ペルビアンなどの長毛はケア上級者向け
- 希少タイプを探している方:メリノ・テクセル(テッセル)・ボールドウィンはブリーダーへの問い合わせが必要
- アレルギーが心配な方:スキニーギニアピッグを検討し、必ず事前に触れて確認を
大切なのは見た目の好みだけでなく、自分のライフスタイルに合った種類を選ぶことです。毎日のケア時間、住環境、予算をしっかり考慮したうえで、長く一緒に暮らせる最高のパートナーを見つけてください。
参考:【全13種】モルモットの種類を解説|性格やお世話の仕方の違いは? / モルモットには種類がいっぱい!見た目だけじゃない、品種ごとの違い


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